CONCEPT — ニライカナイ

海の彼方から、
現場の仕組みを、アプリに宿す。

沖縄の人々は、海の彼方に理想郷があると信じてきた。その名はニライカナイ
私たちは、その名前をもらった。理想は彼方にあるのではなく、仕組みで現場に呼び寄せられると信じているから。

STORY

なぜNiraiは生まれたのですか?

作った本人が、34年間「夜9時の事務所」にいたからです。Niraiはベンダーの企画会議ではなく、閉店後のダイビングショップの机の上で生まれました。

1992年、ダイビングの世界に入った。都市型スクールで学び、2009年からは沖縄で自分の店を経営してきた。育てたダイバーは2,000名を超え、インストラクターは200名以上。シュノーケルでご案内したお客様は、のべ50,000人を超える。

それでも、毎晩あの作業が待っていた。LINEで受けた予約をメモに写し、予約表に写し、段取り表に写し、装備リストに写し、日報に写し、月末に会計へ写す。数えてみたら、1件の予約を7回書き写していた。

あるとき、スタッフが転記を間違えた。お客様に迷惑がかかった。叱ったあとの帰り道、ずっと考えていた——彼女は3枚の表に同じことを書いていた。間違えたのは、彼女だろうか?

「悪いのは人ではなく、仕組み。
仕組みを変えれば、人は本来の力を発揮できる。」

2004年、FileMakerで自店のCRMを自作した。バックオフィスはデジタルに、お客様の前ではアナログに——感情に集中する。この哲学は、22年経った今も変わっていない。

2026年3月、AIとの共同開発で数週間のうちに仕組みが動き出した。LINEの予約が自動で予約表になり、朝には段取り表が整っている。最初にそれを見た朝のことは、忘れられない。これは自分の店だけの話ではない——そう気づいた瞬間、Niraiシリーズが始まった。

PHILOSOPHY

Niraiの設計思想は何ですか?

「AIは裏方、人は感情へ」。バックオフィスの作業はデジタルが引き受け、人はお客様の名前と顔を覚えることに時間を使う——この役割分担を、すべての機能で貫いています。

🌊名もなき作業を消す

転記・集計・リマインド。名前はないのに時間を奪う作業を、仕組みが引き受ける。スタッフ1人あたり月25〜30時間(目安)が現場に戻ります。

🤝人を大切にする経営へ

取り戻した時間の使い道は、効率化ではなく「人」。お客様との会話、スタッフの休息、家族との夕食のために。

🔐信頼を設計する

命に関わる健康情報も扱う現場だから、個人情報管理の認証資格者(CPP・JPAC認定)が保護を設計。データは売らない・学習させない。

FOUNDER

誰が作っていますか?

相川浩一(Ocean)。ダイビング業界34年、今も海に立つ現役の経営者です。

34ダイビング業界歴(1992年〜)
2,000名+育成したダイバー
200名+育成したインストラクター
50,000人+シュノーケルご案内実績

🌊PADIコース・ディレクター

インストラクターを育てる立場の最高峰資格。世界のPADIプロの約1%。25年にわたり人材育成に従事。

🔐CPP認証(個人情報管理者)

JPAC(日本プライバシー認証機構)認定。「命に関わる情報」を法的・実務的責任の両面から扱ってきた。

LETTER

同じ夜を過ごしてきた、あなたへ

このページを読んでくださっているあなたは、きっと今夜も、閉店後の事務所で数字と向き合うのだと思います。

私は34年、その夜を過ごしてきました。好きで始めた海の仕事なのに、気づけば一日の大半を書き写す作業に使い、お客様の顔を思い出す余裕もない。そんな自分が嫌になった夜も、一度や二度ではありません。

でも、悪いのはあなたではありません。何度も書かせる仕組みのほうです。

私は、多くの人に選ばれて、日本の人手不足を解消できる仕組みでありたいと本気で思っています。想いが大切なんです。お金儲けだけでやる人には、この想いがないので。

Niraiは、私の店で今日も実際に動いている仕組みです。まずはLINEで、あなたの店の話を聞かせてください。同じ現場の人間として、お返事します。

沖縄コミュニケーションサービス株式会社
相川浩一(Ocean)

NAME

「Nirai」という名前の由来は?

沖縄の古語「ニライカナイ」——海の彼方にあるとされる理想郷に由来します。豊かさは海の彼方からやってくる、という沖縄の信仰から名前をもらいました。

私たちにとっての理想郷は、遠い彼方ではありません。スタッフが定時に帰れて、経営者が家族と夕食をとれて、お客様の名前をちゃんと覚えていられる——そういう当たり前の毎日です。仕組みの力で、理想を現場に呼び寄せる。それがNiraiシリーズの仕事です。

沖縄の浜辺で海の彼方を眺める人たち
豊かさは、海の彼方からやってくる——沖縄の人々が信じてきた風景。

→ ブログ「ニライカナイ——海の彼方の理想郷を、名前にした理由」

想いだけでは、現場は変わらない。
だから、仕組みにしました。